先週金曜日に、保有している20万トルコリラのうち、1万トルコリラを損切りしました。
トルコリラは一時は27円台に突入する勢いだった恐怖感から、28.5円まで戻してきました。
一旦少しでも身軽になりたかったので、1万トルコリラを泣く泣く売却しました。
・購入時レート:31.983円
・損切時レート:28.512円
・実現損失:▲27,611円(為替差損:▲34,710円、スワップ+7,099円)
1. トルコリラ為替レート推移
トルコリラは米国とのビザ問題以降、急落を続け、奈落の底に落ちていくような、まさにトルコリラの地獄に入ったような為替相場でした。
これが地獄の底ではなく、地獄の入口だということがトルコリラの恐ろしさを物語っています。
11/30に入ってエルドアン大統領の主席経済顧問であるセミル・エルテム氏が「インフレ期待に影響があれば、トルコ中央銀行は、金利やその他の措置により介入する」という介入意志を示したので、少し反転してきました。
利下げ圧力をかけるエルドアン大統領の側近の発言というところがポイントですね。
このまま本当に介入し利上げしてくれて、29円台、30円台に反転してくれればいいのですが、利上げがされず、27円台に下落してもおかしくありません。
当初月に3万円のスワップポイントを目指して11万トルコリラの保有を想定していたのに、値下がりしたためにナンピン買いを繰り返して20万トルコリラも保有してしまったのが重荷になっていました。
まずは28.5円という一つの節目を超えた段階で1万トルコリラを売却しました。
2. 確定申告対策
現在、トラリピに似た連続自動発注機能であるアイネット証券のループイフダンを利用して、USD/JPY、AUD/JPYの買い取引、EUR/JPYの売取引を自動的に行っています。
こちらは順調で半年で15万円もの売却益を得ることができています。他のFXの売却益も含めると30万円くらいにはなりそうなので、税率を20%とするとこのままでは6万円を税金に持っていかれそうです。
一方、トルコリラスワップ目当ての取引では、30万円以上の含み損を抱えているので、全体としては、損失に転じています。
しかしながら、全体では損失なのに、含み損は実現していないため、このまま年末を迎えてしまうと、▲6万円をお国に取られてしまうのです。
それならば、トルコリラの含み損を売却して実現損にすることにより、▲6万円の納税金額を少しでも減らせればと思っています。
今回は、まず28.5円で売却して、▲27,611円の実現損失を確定させました。
次回は、28.9円くらいまで上昇したらまた1万トルコリラを売却しようと思っていますが(それでも32円台で購入したポジションなので2~3万円の損失)、問題は年末までにそこまで上昇しなかった場合には、大損覚悟でもう少し売却するのか、それとも税金を払うのかというところです。
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