2017年までは日本株中心の株式投資でしたが、2018年から米国株投資を始めました。
最近では、米国株投資が当時に比べてさらに一般的になり、今まで投資をしていなかった人も米国株投資に参加しています。
現在、コロナ後の株式相場が「靴磨きの少年」が株の話をしてきた状況に類似していて、いつか大暴落するのでは、でも笛が鳴ってるうちは、踊らなきゃ という、少し怖い状況にあるように感じます。
今日は改めて私が米国株へシフトした理由を振り返るとともに、米国株を売却して、再び債券や他のポートフォリオを増やすか、検討したいと思います。
1. 米国株へシフトした理由
私が2018年当時、米国株へシフトすることを決断したのは、いくつかの理由によります。
- 日本株より高配当の株式が多い
- 株主還元意識が強く、不況時にも連続増配する企業が多い
- 人口が減少する日本株の将来が不安、かつ日本株は公的資金に買い支えられており、これがなくなる影響が想像できない
- 2018年から米国金利上昇に伴い、米国高配当株が割安に
- 2017年までの好調な株式相場により日本株が含み益を抱えており、米国株に移行するために売却しても損をしない
理想的にはもう少し円高が進行したタイミングで始めたかったのですが、株価下落と円高がいつ到来するか分からなかったので、2018年2月から少しずつ米国株式への移行を進めました。
アップルショックやコロナ大暴落など、米国株とはいえ今まで含み損を抱えたタイミングもありました。
が、今は予想以上のバブルと言っても過言ではない上昇を迎えています。
2. 米国株式への移行
米国株に移行するにあたり、纏まったお金が必要だったので、2018年にポートフォリオの見直しを行いました。
個人向け国債は利息がほとんど付かないため、全額解約しました。
期日前解約なのでペナルティとして直近2回分の利息が取られましたが、利息が低いため全く気になりませんでした。
それより、みずほ銀行の窓口で申し込んだ個人向け国債だから、窓口で解約したところ、なんと手続きに2時間もかかり、二度と銀行窓口では投資しないと決意したのでした。
ここ数年はSBI証券のネット取引ばかりだったので、窓口のまだるっこしさには、もう耐えられません…
日本株はキヤノン、JT、ブリヂストン、KDDIなど高配当の銘柄を残し、アステラス製薬、小野薬品工業、沢井製薬など、配当金が比較的少ない銘柄は利益が出ていることもあり、全額売却しました。
3. 一部日本株を続けている理由
これだけ米国株Loveなら、全額米国株に移行したのか?
実は現在でも約900万円は日本株に投資しています。
評価益でみても、増配傾向でみても、アメリカ株の方が投資成績はいいのですが、ポートフォリオの一環として自国の株式もある程度は持っておきたいという漠然とした理由です…
4. 株式の保有割合を減らすか?
現在、米国株・日本株ともに、含み益が過去最大になってて、一部を売却して、利益を確定して、次の暴落に備えるか、悩んでいます。
体調不良で先月末で会社を辞めてしまったので、今後の入金力も減ってるので、ここは一旦売却して次に備えるのが良い気もしています。
コロナで昨年大暴落して含み損を抱えた時、ノーポジの人がとっても羨ましなったのを記憶しています。
悩んだのですが、今は株式は売却しないことにしました。
理由は下記の個人的な事情がほとんどなので、書いていてあまり他の方々の参考にならないことに気づきました…
- 退職に伴い、企業型確定拠出年金が一旦現金化される(約400万円)
- トヨタ自動車AA株が残念ながらこの4月末で償還される(約100万円)
- CHL(チャイナモバイル)がアメリカで上場廃止になり塩漬けになっているが、いつかは入金されるだろうと思っている
- 売却益が出て課税されてしまう(相殺できるほどの含み損銘柄がない)
- 株式を売った後の債券の投資タイミングがまだ分からない
まぁ、主に500万円の現金ポジションができるから、更に株式を売ってまで現金を増やす必要がないというのが大きな理由です。
投資成績が一番良かったのは「死んでいた人」というのを心の支えに、ガチホしたいと思います。
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