ロシアのプーチン大統領によるまさかのウクライナ侵攻。
最初は単なる交渉を有利に進めるための脅しで、まさか本当に民間人の人命を失うような暴挙に出るとは思っていませんでした…
ロシア軍のミサイルが高層マンションを破壊している映像などを見ると、本当に現実の現代にこんな恐ろしいことが起こっているのか、、信じられない気持ちになります。
これ以上、人命が奪われないよう、全世界一丸となって解決の糸口を見つけて欲しいです。
1. 3月に入ってまだ2日で、資産が▲66万円のマイナス
今年に入ってアメリカの金利上昇などで、株価指数は軟調ではあったものの、私の保有株はバリュー株投資が中心だったので、金利上昇の恩恵を受けている銘柄もあり、何とか持ちこたえてきました。
ところが、ウクライナ侵攻により、比較的好調だった高配当株が下落を続けています。
3月に入ってまだ2日しか経っていないのに、もう▲66万円も資産が減っています。
今日はアメリカ市場がまだ開いてないので、さらに資産が減るかもしれません…
投資の格言で、「砲音が聞こえたら買え、トランペットの音が聞こえたら売れ」とありますが、確かにウクライナ侵攻が始まると、株価が逆に上がった日もありましたが、私の保有銘柄は弱いです。。
なぜ、私の保有銘柄はこんなに悪化しているのか、、いくつかの理由がありそうです。
2. カントリーリスク
まず、ウクライナ情勢が悪化してから、ロシア・ウクライナのカントリーリスクによる下落が生じました。
保有株のなかでウクライナ情勢悪化後すぐに大幅下落しているのが、海外たばこ事業を積極展開するJT【2914】です。
ウクライナ工場の操業を一時停止しているほか、ロシアとの結びつきも強く、ルーブルの急落による為替デメリットも警戒されているようです。
また、ビジネスとして影響を受けているのが、極東ロシアの資源開発事業「サハリン」です。
三井物産【8031】と三菱商事【8058】はサハリン2に参加しており、ウクライナ情勢が悪化してから、株価は下がっています。
一方、アメリカのエクソンモービル【XOM】はサハリン1から、イギリスのシェル【SHEL】はサハリン2からの撤退を決めたと報道されましたが、原油価格の上昇と相殺されたからか、あまり下落幅は目立ちません。
ロシアのカントリーリスクを背負ってたつもりはなかったのですが、このサハリン資源開発に関連している4社全ての株を保有していました…
もし減損することになると、株価はもっとひどいことになるのでしょうか…
3. 世界経済の停滞と金利低下
ウクライナ情勢の悪化や米欧による厳しいロシア制裁で世界景気が停滞するという見方から、主要国の金利が急低下。
金利上昇で運用環境が改善すると期待されていた東京海上ホールディングス【8766】などの保険会社にとっては厳しい環境になっています。
4. 原油価格の高騰
ウクライナ侵攻により、原油価格が上昇を続けています。
そのため、タイヤ大手のブリヂストン【5108】などは、原油価格の高騰による業績悪化が懸念され、株価が急落しています。
今日一日で、▲6.75%下落を記録し、私の保有日本株で一番の下落を記録しました。
5. ただ保有を続けるだけ
保有銘柄が株下落した理由を調べてみましたが、もしかしたらもっと複合的、もしくは異なる理由だったりするかもしれません。
株価がこれ以上下落したら、どうするのか?
レバレッジをかけた取引だったら焦るのでしょうが、現物株を保有しているだけなのでロスカットされたりはしないので持ち続けるつもりでいます。
一方、ロシアのETFである、ERUSはすごいことになっていますね…
さすがに戦争を起こす国には関わりたくないので、保有していなくてよかったです。(実はウクライナ侵攻前に高利回りに惹かれて購入を検討したことがありました。)
ハンセン指数ETF(香港)は保有しているので、中国も何をするのか分からない今、保有し続けてよいのか、、、ここは悩んでいます。
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