マネースクエアのトラリピとアイネット証券のループイフダンというツールを使ってFXの自動運用をしています。
自動FXの年利10%というようなキャッチフレーズを見ると、怪しげで詐欺のようにしか見えませんが、為替レートがレンジ相場が続く ことに賭けるというのが、この自動FXのコンセプトです。
ちなみに、年利が10%とか言われると基本的に怪しく感じるので投資を躊躇しますが、私が年利 10%と言われている投資先で投資したのは、米国株のARCCのこの自動FXです。(どちらも、元本保証どころか、リスクが高いので、年利10%はリスクとリターンが見合っていると思っています。)
自動FXについては、ロスカットで資金の大半を失ったり、場合によっては追証という借金を負うというリスクすらありますが、私は安全目に資金管理しているので、年利10%には届かない代わりに、ロスカットされるリスクは最小限にしています。
1. カナダドルがレンジから外れる
マネースクエアのトラリピは、あらかじめどのレンジに為替のトラップを仕掛けるかを設定するようになっています。
私はカナダドルは70.55~90.15のレンジの買いとラップを仕掛けていますが、この数日の円安により、現在為替レートが設定したレンジを円安方向に超えてしまいました。
このままレンジ上限を突き抜けたところで推移するようになると、カナダドルについてはトラリピが働かないことになり、機会損失を生んでしまいます。
2. トラリピ運用損益
2018年からトラリピを運用開始して、カナダドルで累計 43万円近い収益をあげています。
他に米ドル、豪ドルも運用しているので、合計106万円ぐらいを稼げています。
最初は少ない資金で始めていましたが、コロナなどの相場変動の恐ろしさを経験したこと、また会社を退職したこともあり、現在は投入資金500万円の安全目な運用をしています。
3. 為替レンジを外れた場合
マネースクエアのトラリピ機能が優れているのは、あらかじめ為替レートレンジを設定しておけば、そのレンジから外れると自動的に取引がストップしてくれるので、想定以上にリスクが膨らまず安心です。
同じ自動FXの アイネット証券のループイフダンだと、為替レートの設定ができないので、極端な円安ポジションを保有しないように、マニュアルでストップする必要が生じます。
買いポジションの為替レートが上抜けした場合、トラリピを損失なくやめるよいチャンスとなっていますが、私はトラリピを米国株に並ぶ収益の柱と考えているので、このままやめるつもりはありません。
しかし、このままレンジ上限を超えてしまったままでは、カナダドルについては全然トラリピが利益を稼ぎ出さない機会損失となってしまいます。
買いポジションのレンジを上抜けした場合は、含み損がゼロの状態で、利益をたくさん稼ぎ出した状態なので、気持ち的には結構強気なのですが、どうするか悩んでいます。
『1. CAD/JPYの買いポジションのレンジを円安方向に広げる』のは、一番お手軽だし、マイナススワップも発生しないのですが、あまりにも円安ポジションを持ってしまうと、円高が進行した時の含み損が大きくなるので、リスクが高いので避けたいと思います。
『2. CAD/JPYの売りポジションのトラリピを仕掛ける』のは、やはりマイナススワップが気になって挑戦することができません。
『3. 他の通貨のトラリピを設定する』のは、現在、他の通貨もかなりの円安水準にきているため、なかなか買いポジションでよい通貨が見当たりません。
マイナススワップが発生しないEUR/JPYの売りポジションが有力候補となりますが、この組み合わせは アイネット証券のループイフダン で既に運用中なので、これ以上、リスク無限の売りポジションは増やしたくない気持ちがあります。
消去法で、「4. 何もしない」が残りました。
今焦って欲張った設定を追加して、次に急激な円高が進行して、全部ロスカットというのが最悪なシナリオなので、何もしないを現時点の判断としました。
今のところ、米ドルと豪ドルはまだトラリピの為替上限に達していないので、少しはチャリンチャリンしてくれるので、カナダドルだけレンジを外れた現状は、そのまま見守りたいと思います。
円安が進行すると、含み損がなくなるし、決済が続くので実現利益がどんどん計上されて嬉しいのですが、レンジから外れてしまうと収益を一切生まなくなってしまうので、また適度なところまで円高が進行してくれるといいなーと思います。
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