配当金生活でアーリーリタイアを目指していましたが、レバレッジを効かせない取引では元本がせめて7,000万円ぐらいないと到底アーリーリタイアできないと気づき…
苦肉の策として、リスク覚悟でFXの世界に飛び込んで1年以上経ちました。
もちろんFX初心者なので、テクニカル分析?、ファンダメンタル分析?、よく分からない。
そこで機械的に予め定めた条件で取引を繰り返してくれるトラリピのようなものを始めようと決意し、手数料の安いアイネット証券のループイフダンで運用しています。
1. 通貨別収入
400万円の資金を投入し、4通貨でループイフダンを運用しています。2018年の通貨別決済利益は3万円~6万円となっています。
毎月これくらい稼げると、美味しいランチを食べたり、家族でレジャーに出かけたり、かなり有意義に楽しめそうです。
実際は円高に備えて資金を引き出すことなく積み上げたままにしていますが…
ループイフダンは為替の動きがあればあるほど利益が出る仕組みとなっていますので、今月のように比較的穏やかな為替の動きの場合はなかなか決済されず、収入も積みあがりません。
今月は3万円をきってしまうのではないかと懸念していましたが、38,624円と意外と健闘してくれました。
2. USD/JPYのスワップポイント効果
どうして意外と収入が多かったのかと取引明細を見てみました。
USD/JPYは25銭為替が動くたびに取引することになっており、1回の取引が1,000USDで運用しているので、一度の決済で250円の売買利益を稼ぐことができます。
ですので、通常は250円の売買損益となるのですが、今月は赤字で囲ったような1,000円近いスワップがついた取引が多かったのです。
これは、しばらく円高が長く続いたので、112円より円安のポジションのスワップポイントがたくさん貯まっており、今月円安方向に振れたお陰で、スワップポイントが数カ月分貯まったポジションが一気に決済してくれたお陰です。
3. ループイフダンとトラリピ スワップポイント比較
同じリピート型自動発注機能である、ループイフダンとトラリピでスワップポイントを比較してみましょう。
①トラリピスワップポイント
②ループイフダン スワップポイント
③主要通貨のスワップポイント比較
トラリピ ループイフダン
USD/JPY 16円 61円
GBP/JPY 10円 23円
AUD/JPY 10円 37円
NZD/JPY 10円 36円
CAD/JPY 39円 42円
CAD/JPYだけは拮抗しているものの、それ以外の通貨はアイネット証券のループイフダンの方が断然高いスワップポイントになっています。
これだけ書くと、400万円の投資で年間50万円くらいの利益が稼げそうな年利12%の魅力的な取引に見えますよね。
しかしながら、アイネット証券のループイフダンはもちろんリスクも伴います。買いポジションの場合、円高が進行すると、多額の含み損を抱えてしまい、想定以上の円高の場合にはロスカットされ、400万円の大半を失うリスクも抱えているのです。
リピート型自動発注機能は、コツコツドカンの典型だと言われるゆえんはここにあります。
実際、今現在も▲14万円の含み損を抱えている状態です。しかし、ループイフダンにおいては、含み損状態でスワップポイントを貯めていると、今回のように円安に戻った時に、決済利益に加えて貯まったスワップポイントがもらえるので、とっても得した気分になります。
資金量とポジション量をうまくコントロールできれば、かつ、世紀の円高にならなければ、このループイフダンは年利12%ぐらいの利益を運んでくれるなかなかよいツールだと思います。
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