32期連続増配を続けている花王ですが、ここ数年、右肩下がりの株価となっています。
天下の花王なのでそろそろ買いたいな〜 と思いつつも、あまりに下落を続けるのでなかなか怖くて買えない…
昨年9月に株価が下落したら買いたい日本株として私が挙げた5銘柄の筆頭が花王でした。
当時株価は6,000円台後半だったので、6,000円前後になったら購入したいな~と考えていましたが、あっという間に6,000円をきっていました。
1. 花王(4452)株をとうとう購入
そして米長期金利の上昇懸念により日経平均が▲790円下落した昨日、とうとう花王を購入しました。
連続増配日本一の花王を5,664円で100株購入し、初めて花王の株主となりました!
配当株投資をメインとしているので、いつかは連続増配日本一の花王の株主となりたいと思っていましたが、一単元が60万円以上だったのでなかなか購入できなかったのでした。
2. 花王の株価推移
では今は買い時だったのか?
花王の株価掲示板を見ると、「底なし沼やー!」、「永久塩漬け銘柄」、「ゴミ株」とか、散々な言われようですね…
株価を見ると当然で、ここ5年間で花王株に手を出した人は全員損をしている状態なので仕方ありません。
実際、株価は2019年から下落を続けており、今の株価はとうとう2015年~2017年初旬の株価レンジに戻ってきています。
コロナ禍による化粧品ビジネス不調、原材料価格の上昇というのが低迷の理由のようですが、コロナの前の2019年から既に売上が下落傾向になっているのが気になっています。
3. 花王の投資指標は割安か?
花王の2021/1/19 終値ベースの株価 5,682円 での投資指標は、PER 21.04倍、実質PBR 2.94倍、予想配当利回り 2.53%と、決して割安とは言えない水準です。
第三四半期までの業績進捗も思わしくないので、2022/2/3に予定されている2021年度の決算発表で業績予想未達の場合、さらに株価が急落する恐れもあります。
4. それでも花王株を買った理由
それでも花王を買った理由は、32期連続増配という株主還元姿勢というのが第一ですが、それだけではありません。
それは、じゃーん、
花王の商品群です。
プライベートブランドに押されている部分もありますが、上記商品のどれかはご家庭にある方々が多いのではないでしょうか?
我が家には、ハンドソープ、キュキュット洗剤、クイックルワイパー、ハミングがあります。
ハンドソープ、洗剤、ハミングは、ボトルの詰め替えパックを利用するため、もはや違うブランドの商品を買おうというモチベーションが働かないくらいに、リピートしてしまっています。
長期的には保有しておきたい株式だったので、短期的にはまだまだ下がりそうな雰囲気ですが、手取りの配当利回りが2%を超えた段階で購入してみました。
ナンピン買いが難しい50万円超えの買い物となってしまいましたが、増配を続けていつかは取得原価ベースの配当利回りが5%ぐらいになってるといいな〜
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