逆張り投資|落ちるナイフのアメリカ高配当株を拾いまくる

配当金生活を目指してアメリカの高配当株を次々に買い込んでいます。

まずは代表的なシーゲル銘柄のような、高配当株だけれども株価が割安に放置されているような株をこの半年ちょっと次々と購入しました。

  • 【GIS】 ゼネラルミルズ
  • 【IBM】 IBM
  • 【JNJ】 ジョンソン & ジョンソン
  • 【KHC】 クラフト ハインツ
  • 【KO】 コカ-コーラ
  • 【MCD】 マクドナルド
  • 【MO】 アルトリア グループ
  • 【PM】 フィリップ モリス
  • 【PG】 プロクター & ギャンブル
  • 【T】 AT&T
  • 【XOM】 エクソン モービル

基本的には聞いたことがある有名企業で高配当のものを買い集めてきました。11万円~20万円くらいを一単位として購入し、更に株価が下落したらもう一単位のナンピン買いをするという方式を取っています。

1.  だんだん米国株式購入に飽きてきた…

有名な会社の高配当株に投資するところで止めておけば良かったのですが、「もっと割安で高配当の株式はないか?」というような逆張り投資を志向するようになってきました。

まずは【GME】ゲームストップ A。

アメリカ高配当株 【GME】ゲームストップを購入|株価の続落により11.1%の配当利回りが魅力的
米国の高配当株を中心に個別銘柄を買い進めています。 今まではコカ・コーラ、P&G、IBM、ジョンソン&ジョンソンなど、日本でも有名な銘柄で高配当なものを購入していました。 今回は、「ゲームストップ」という聞き慣れないアメリカのビデオゲーム製...

聞いたこともない会社でしたが、11.1%という驚異の配当性向に魅せられて購入してしまいました。

その後、このゲームストップが暴落すれば懲りたのでしょうが、意外に値上がりして推移したので、味をしめてしまいました。

2. SBI証券のスクリーニング機能

だんだん落ちるナイフを拾っていくのが楽しくなり、直近の最安値の株式を探すようになってきました。

私が使っているSBI証券では、米国株のスクリーニング機能があるので、この機能を使って実績・予想配当利回りが3%以上、PERが20倍以下で、52週最安値のものを物色する日々が続きます。

通常、直近の最安値を更新したものは、更に大幅下落する可能性が高いと思うのですが、ついついお得感に惹かれて購入してしまうのでした。

3. 最安値に惹かれて購入した銘柄達

さて、このような雑なスクリーニングで安値になった株式を探した後は、各社の財務分析をする必要があるのですが、一社ずつのAnnualレポートに目を通すのは大変なので、他の方のブログの記事の銘柄紹介などを見ながら、感覚的に選んでいきました。

こんないい加減な購入方法だとさすがにまずい気もしますが、プロがしっかりと分析しても未来を予測することはできない、、と思うと、私ごときがAnnual Reportを熟読しても仕方ないという思いもあり。。

そうして購入してしまった銘柄たちをご紹介します。

①【GE】ゼネラル エレクトリック

これはもちろん知っている会社ではあるものの、最近の下落ぶりはすごいものがあって、GEに手を出して爆損されている方々の情報もあったので、手を出してはいけない銘柄だと思っていました。

しかしながら、さすがに底値?というような思いがどうしてもあるので、チャレンジングにも購入してしまいました。

②【IVZ】 インベスコ

インベスコ(Invesco Ltd.)は独立投資運用会社です。

もともとはより有名なブラックロック(BlackRock, Inc.)を購入したかったのですが、ブラックロックは下落しても配当利回りが2.7%だったので、ちょっと物足りませんでした。

その時に、インベスコを見つけ、こちらは4.8%の利回りだったのでこれに惹かれて購入してしまいました。購入して以降も下がり続け、▲100$以上の含み損を抱えています。

③【WBK】ウエストパック バンキング ADR

オーストラリアの銀行で、高利回りで有名で米国株投資をしている人なら保有している方が多い銘柄です。

中国とトランプ大統領の貿易戦争のせいで、中国と関係が深いWBKの株価が下落し続けているようです。

こちらは早い段階で80株購入したものの、その後も下がり続けたので更に2回のナンピン買いをしています。

最初の購入段階での配当利回りは6.7%ですが、現在は株価下落により7.2%まで更に上昇しています。

そしてありがちですが、現在、▲200$ぐらいの含み損を抱えています。

④【BTI】ブリティッシュ アメリカン タバコ ADR

イギリスのタバコ会社です。既に【MO】アルトリアや【PM】フィリップモリス、日本株のJTというタバコ会社だけで3社を持っていたので、BTIに手を出す気はありませんでした。

しかしながら、購入当時で5.2%の配当利回りは魅力的に映り、買ってしまいました。

⑤L ブランズ(LB)

女性用下着の販売大手です。「Victoria’s Secret」というブランドの女性用下着や他のアパレルを展開しているらしいのですが、正直全く知らない企業でした。

8.9%という高い利回りの株式が、52週最安値に突入したという理由だけで買ってしまいました。

⑥【PBI】ピツニーボウズ

こちらも全く知らなかった会社ですが、グローバルテクノロジー企業らしいです。

郵便関係の機器やソフトウェア、消耗品及びサービスを提供しています。

10.8%という高利回りに惹かれてこちらも落ちるナイフをつかんでみました。

⑦【VOD】ボーダフォングループ

イギリスに本社を置く世界最大の多国籍携帯電話事業会社です。こちらはさすがに知っていますが、AT&TやNTTドコモ、KDDIなどを既に保有する私としては購入を見送っていた銘柄です。

しかし、やはりこの右肩下がりの暴落を見て手を出さずにはいられませんでした。

8.4%という高い利回りかつ有名な会社なので、この選択はありかなと思いますが、ちょっと携帯電話会社を持ちすぎていますね…

4. 【GME】ゲームストップ Aの売却

落ちるナイフを拾いまくる米国投資のきっかけとなったゲームストップですが、13.62$で購入したものが16.19$にまで上昇したので売却しました。

135,720円の投資金額で、23,681円の売却益となりました。

購入金額の17%の利益なので物足りない気もしますし、もともと長期投資の配当金目当てで購入したのに、途中で売ってしまう判断自体、ちょっと変な気もします。

しかしながら、ただ割安な株価と高利回りに惹かれて購入しているため、この株式の将来の配当金を信じきることができなかったため、少しでも利益が出ているうちに売却してしまおうと思いました。

落ちるナイフ拾いまくり投資、トルコリラスワップ投資と同様に、若干破綻の匂いがする投げやりな投資みたいな気もしますが、スーパーのお買い得を見つける楽しみみたいなものがあり、辞められそうにありません。

この勘だけで購入してしまった株式達・・・ 吉と出るか、凶とでるか。。

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