経済的自立を達成することなく、会社を退職してからあっという間に半年が経過しました。
「配当金は一日にしてならず」じゃないですが、配当金はなかなか思ったように増えてくれません。
保有している現金を株式に一括投入すれば、配当金も増えるのでしょうが、株価が比較的高値を推移している今、なかなか株式を買い増す勇気がありません。
1. 2021年9月 配当金 総額
9月は四半期の中では一番配当が少ない月となっていますが、果たして月に10万円を超えられたかどうか⁉︎
残念ながら10万円を超えることはできませんでしたが、このままNISAでETFを積み立てていけば、来年の9月には月10万円の配当を超えてくれるかなーと期待しています。
上記の他に、楽天証券で保有しているSPYDの配当金 913円がありますが、これを足しても残念ながら10万円の配当金には一歩及ばずの、99,645円の配当金でした。
ETFはNISA口座で積み増しをしているので、来年の9月はサプライズ減配や円高がない限り、10万円を超えてくれそうです。
2. 2021年9月 アメリカ株配当金(銘柄別)
ETFの配当が3月・6月・9月・12月に集中していること、また個別銘柄も比較的多いので、四半期月は配当が盛りだくさんです。
米国株 銘柄 | 昨年配当 | 今年配当 | |
INTC | インテル | 7.14 | 7.52 |
IVZ | インベスコ | 12.41 | 13.59 |
UL | ユニリーバ | 9.29 | 9.96 |
PFE | ファイザー | 13.69 | 14.05 |
VTRS | ヴィアトリス | 0 | 0.50 |
PBI | ピツニーボウズ | 14.40 | 売却済 |
SO | サザン | 18.40 | 19.02 |
JNJ | ジョンソン&ジョンソン | 14.53 | 15.28 |
IBM | IBM | 35.17 | 35.40 |
UPS | ユナイテッドパーセル | 14.55 | 14.66 |
XOM | エクソンモービル | 56.30 | 56.32 |
MMM | スリーエム | 52.76 | 53.23 |
MCD | マクドナルド | 9.00 | 9.28 |
RDSB | ロイヤルダッチシェル | 28.16 | 42.17 |
BLK | ブラックロック | 15.70 | 17.89 |
KHC | クラフトハインツ | 57.51 | 57.58 |
LMT | ロッキードマーチン | 15.54 | 18.72 |
GILD | ギリアドサイエンシズ | 9.81 | 15.34 |
PFF | 【ETF】米国優先株 | 56.49 | 53.52 |
SPYD | 【ETF】米国高配当株 | 30.85 | 59.16 |
VT | 【ETF】全世界株 | 7.26 | 13.36 |
VTI | 【ETF】米国株 | 0 | 12.39 |
VYM | 【ETF】米国高配当株 | 34.29 | 47.20 |
VIG | 【ETF】米国増配株 | 0 | 28.26 |
SPYD (楽天) | 【ETF】米国高配当株 | 4.75 | 8.35 |
米国配当金合計 | 518.00 | 622.75 |
SPYD、VT、VYMは、毎月NISA枠で買い増しをしているので、配当金がかなり増えてくれています。
一方、PFFは毎月前年同月を下回る分配金になっています。株価が堅調なうちに売却してしまいたい気持ちもあるのですが、分配金が下がってもなお、4.5%ぐらいなので、チャリンチャリン欲しさに今のところ手放せません。
他の個別株は昨年来、株価が高めなので、なかなか買い増しできていませんが、連続増配株が多いので、買い増ししなくても配当金が増えてくれるという嬉しい状況です。
3. 2021年9月 日本株配当金(銘柄別)
今月は四半期とはいえ、日本株の配当金はあまり多くありません。日本の会社は3月決算会社・半期配当が多いため、どうしても6月・12月に配当入金が集中してしまいます。
日本株 銘柄 | 昨年配当 | 今年配当 |
日本たばこ産業 | 24,543 | 20,719 |
ブリヂストン | 3,985 | 6,774 |
積水ハウス | 4,500 | 4,300 |
日本株 配当合計 | 33,028 | 31,793 |
①JTの減配
「国が所有する日本たばこ産業なので、減配はないはず…」と信じていたのですが、上場来初の減配となってしまいました(泣)
ただ、年間配当が154円→130円と、一株あたり24円減と減配幅は少ないので、無配のANAや、66%の大減配を行った米国株のロイヤル・ダッチ・シェル(RDSB)に比べれば、まだまだマシな方だと思うことにしています。
高配当目当てで投資している場合、減配するということは当初の予想が外れたということなので、すぐに売却するという方も多いですが、私は高配当株に投資するケースで配当性向が高い株式への投資の場合、予め減配覚悟の上で投資しているというのもあり、保有を続けています。
②ブリヂストンはコロナ前以上の配当水準に
JTと対照的なのがブリヂストン。昨年はコロナ影響で減配したのですが、今期はすぐさまコロナ前の水準よりも増配という素晴らしい回復力を見せてくれました。
すごいですね~
一旦減配すると、復配しても少しずつしか増えずに、減配前に戻るのにはかなりの時間を要するのが普通なのに、まだコロナで不透明な中、以前の水準を超えて増配してくるとは…
さすが、ブリヂストンです。
4. PFFやARCCを買い増ししたい
現在は、NISA枠で、毎月、VT、VTI、VYM、SPYDを少しずつ自動積立していますが、配当利回りがあまり高くないため、配当金の増え方としては少し物足りません。
高配当のARCCやPFFを買い増ししたいのですが、これらは増配が期待できず(PFFは減配傾向)、キャピタルゲインも期待しにくい銘柄なので、暴落時に仕込みたい銘柄です。
現在の高い株価でこれらを購入してしまうと、ずっと含み損+減配で心が折れてしまいそうですが、リーマンショックやコロナショックの底値のように、極端に下がったタイミングで購入できれば、配当利回りは跳ね上がり、なかなか良い銘柄だと思います。
コロナ暴落の時には、買い始めるタイミングが早すぎたため、底値の時には資金が尽きてしまいましたが、それでもその時に購入したARCCやPFFは含み益が乗っている上に、配当金もチャリンチャリンしてくれています。
特にPFFは毎月配当なので、ここを積み増しすることは、毎月10万円の配当に近づけるためには、強力な一手となるでしょう。
BNDなど、債券ETFも、金利が上がってETFの株価が下がってきたら、購入してみたいですが、こちらは購入タイミングが難しいですね…
最近、株価が不安定になっており、買い場が近づいている予感がします。
いつも焦って買い進んでしまい、どん底で弾切れを起こしがちなので、慎重にタイミングを待ってから、買い増ししたいと思います。
今はサラリーマンの安定収入がないので、購入後に大暴落して、どん底で現金ポジションゼロはメンタル的に辛いので、避けたいです。
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