昨年の3月、ナンピン買いを繰り返すも、どんどん下落する相場。
「投資してないノーポジの人はいいなぁ、今から投資始めるなら、どんなにいろんな株が買えるんだろう…」と、株式投資をしていない人達を羨んだあの日。
もう、証券会社の残高を見たくないなぁと思いつつも、このどん底を記録に残さねばとブログを書いた2020年3月24日。
思い起こせば、上記記事を書いた時がほぼどん底で、その後は「二番底がくるぞ~」という声が聞こえつつも、株価は順調に回復していきました。
1. コロナ大暴落からの復活
コロナほぼどん底だった2020年3月23日の、所有している米国株式の評価損益と、現時点(2021年5月15日)の評価損益を比較してみました。
評価損益はドル建て表示です。
ほとんど全ての銘柄が含み損だった昨年と対象的に、今はほとんどの銘柄が含み益に転換しています。
現時点で最大の含み損は、CHL(チャイナモバイル)ですが、NY市場で上場廃止されたため、今後いくら戻ってくるか、不明であるため、含み損はゼロ円となっているので、多少現在の含み益は過大になっています。
円貨ベースの評価損益だと、▲422万円 → +625万円と、約1年ちょっとで、一千万円も時価が変動しているという、すざまじい株価の変動。
今回はプラス方向の回復だったので、ウハウハですが、ボラティリティという意味では、マイナス方向にも一千万円動きうると考えると、改めて株式投資の恐ろしさが身にしみました。
2. 信じられる銘柄しか保有しない
コロナの真っただ中の時は、何しろ「死んだ人が一番投資成績が良かった」という話を信じて、狼狽売りをしないように気を付けていました。
まだ仕事をしていた事もあり、いざとなれば、ボーナスで入金するかぁと思いつつも、その後は二番底が来ることなく、一本調子で上がってきたため、あまり買い増しをすることができませんでした。
無配になったBA(ボーイング)やF(フォード)や、高配当だけに釣られて買ったPBI(ピツニーボウズ)やTX(テルニウム)については、今後の相場暴落時に持ち続ける自信がないことが判明したので、昨年相場が回復してきた時に売却しました。
3. 今年は株価が上がりすぎてて、定期買い付けしかできない
昨年は、コロナ暴落でNISA枠を3月時点で使い果たしてしまいましたが、今年は逆に株価が上がりすぎてなかなか株式を購入することができません。
長期的に見れば、米国市場は右肩上がりだから、、、を信じて買い付けていけばいいのでしょうが、マニュアルで買い付けようとすると、ついつい押し目買いを狙ってしまいます。
今年は自分では買えそうにないので、今のところ下記定期的な買い付けだけを行っています。
暴落した時に個別株の恐怖が大きかったことに懲りて、ETFの買い付けばかり行っています。
会社を辞めて、給与収入という安定したインカムが絶たれた今、暴落が怖いからポートフォリオを安全目にしておきたいという気持ちと、給与収入がないからこそ、配当金を少しでも増やしてウハウハしたいという気持ちがうごめいています。
定期買い付けはETFだけなので、高配当株→ETFにシフトしているように見えますが、残高的にはまだまだ高配当株の方が多いです。
暴落した時に、ARCCやPFFを買い増ししたいなぁと思っていますが、当分買い付けするチャンスはなさそうなので、しばらく少しずつETFを増やしていこうと思います。
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