私の株式投資最大の損失を抱えているパイオニア株について、損切りして売却することにしました。
東京オリンピックまで持ち続ける選択肢もありますが、「下手なナンピン、スカンピン」をしてしまったため、三単元も保有してしまっているため、せめて一単元くらいは売却しておこうという思いがありました。
今日はこの発生した売却損失について、税金で損をしないように調べた内容を投稿します。
1. 証券口座の種類
証券口座には、一般口座・特定口座(源泉徴収あり)・特定口座(源泉徴収なし)の三種類存在することをご存知でしょうか?
それぞれの口座の特徴やどれを選べばよいかなどは、下記記事を参照してみてください。
私は確定申告が面倒くさいので、特定口座(源泉徴収あり)を選択しており、基本的には株式売却益が発生するたびに、源泉徴収されるので、確定申告は不要となっています。
2. 譲渡損失の繰越控除
しかしながら、今回パイオニア株売却によって損失が発生し、今期発生している利益と通算しても損失になってしまうという状態が発生しました。
このように、上場株式・投資信託の株式売却損が発生し、その年の譲渡益から控除しきれない損失金額を、毎年確定申告を行うことによって、最大3年間繰越すことができ、繰り越した年の株式等の譲渡益等を控除することが可能です。
例えば、株を売った損(譲渡損)が50万円あった場合、確定申告すればその損は翌年以降に繰り越すことができ、翌期に50万円の売却益が出た時に発生する約20%の10万円の税金と相殺することにより、10万円の税金支払いを節税することができる制度です。
もともと面倒くさがり屋の私としては、パイオニア株売却で発生した損失▲15万円の繰越控除のための確定申告をすることが面倒くさいので、悩んだ挙句、年間の売却損益と配当金を通算して、通算の損失をカバーすべく、含み益をかかえている株式を年内に売却することにしました。
3. 含み益を抱えた銘柄の年内売却
含み益を抱えている下記銘柄を無事に12/24に売却し、16万円の売却益を得ることができ、パイオニア株で発生した損失を年内にチャラにして、確定申告をしなくても税金上損しないように持ち込むことができました。
【売却益】
・沢井製薬 12万円
・ビックカメラ 4万円
ビックカメラは、旦那が電化製品大好きだから株主優待券目当てで購入していたのですが、株主数が増えれば優待も増えると勘違いしてしまい、二単元購入してしまっていたので、優待をもらえない一単元分を売却しました。
沢井製薬は、NISAでもう一単元保有しているから、特定口座分は利益確定してもよいかと考え、売却しました。
4. 売買手数料が安い!
このようにただ「確定申告が面倒くさい」という理由だけで気軽に株式売却できる一つの理由として、利用している証券会社がネット証券最大手のSBI証券で、手数料などが安いため、売却してもまた欲しくなれば買えばいいやという考えがあるからです。
売却手数料は二銘柄あわせて700円くらいですし、再度購入したい場合も700円くらいでまたすぐ購入できるので、このように気軽に売買ができます。
SBI証券ホームページより:国内現物株式売買手数料
そこまでせずに、素直に確定申告すればいいのかもしれませんが、わざわざ税務署に行くのがどうしても面倒なので…
配当金生活を目指して資産運用を目指しているブログです。パイオニア株の損切りなどをしながら、配当性向の高い株式への投資を増やしてポートフォリオ改善中です。
投資のプロではないので、パイオニア株のような大失敗も経験しておりますが、よかったら他の記事もご覧になってみて下さい。
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