LINEのIPO仮条件が発表されたので、仮条件の最高値3200円で900株申し込んで、後は抽選を待つだけだと思っていました。
1. 仮条件の変更
ところが、一旦6月28日に決定していた仮条件を7月4日に引き上げする形で変更してきたのでした。
- 旧仮条件:2,700~3,200円
- 新仮条件:2,900~3,300円
日本経済新聞
日本経済新聞 - ニュース・速報 最新情報日本経済新聞の電子版。日経や日経BPの提供する経済、企業、国際、政治、マーケット、情報・通信、社会など各分野のニュース。ビジネス、マネー、IT、スポーツ、住宅、キャリアなどの専門情報も満載。日米で株式の新規上場を予定している対話アプリのLINEは4日、株式の公開価格の仮条件を2900~3300円にすると発表した。投資家の需要が強く、従来の2700~3200円から引き上げた。仮条件の上限ではじいた時価総額は6930億円となる。
旺盛な投資家の需要や、英国の欧州連合(EU)離脱問題で混乱した株式市場に落ち着きが見られることなどを考慮したとのことですが…
2. ブックビルディング中の仮条件の変更
そもそも、BB期間中の需給状況を見ながら、仮条件を変更するってアリなのでしょうか?
まぁ、制度的にはアリだからやっているのでしょうが、何だか発行時の時価総額を上げようと、「後だしジャンケン」みたいな強欲な感じがして、嫌な気分になりました。
私のように、ブックビルディング開始時にその時点での上限で申し込んだ人で、仮条件の変更に気づかず旧仮条件最高値の3200円で当選しないな~という人が出てきたりしないのでしょうか??
元々、IT関連株ということで、PBRもPERもかなり高めの設定なのに、更に値上げとは…
これだけ不満を言いながら、割高だなと思っても、需給がよいから値上げしたと判断したのだろうから、IPO参加を続行します。結局、財務諸表ではなく、皆が参加するし、人気ありそうというアバウトな判断で、BB参加を決めてしまう私でした。
ただ今回の対応はかなり気に入らないのでもし手に入れても、上場後には早々に売却したいものです。
コメダは大好きなので、IPOで手に入らなかったけど、上場後に購入できたら、株主優待もあるし持ち続けたいと思うのとはちょっと正反対ですね。
3. SBI証券からの連絡
値上げ発表があった7/4には、SBI証券からの連絡がなかったので、「黙って条件変更?」とちょっとびっくりしましたが、翌日の7/5には、きちんとお知らせが届いていました。
しかも、面倒くさいなーと思っていたブックビル申込の価格も3,200円で申し込んだのが、自動的に3,300円に更新されていました。
上のSBI証券からの案内の通り、7/4(月)16:00までに3,200円で申し込んだ人は自動的に変更してくれたようです。さすが、SBI証券、私のクレームを予期してくれたような対応です。(「上限だと思って3,200円で申し込んだのに、勝手に事後的に条件を変えたせいで購入できなかったじゃない!!」というクレームです。まぁ、小心者なので落選しても言いませんが。。)
ただし、買付余力不足の場合は、抽選対象外となるので注意が必要のようです。私の場合、ギリギリ置いている資金の300万円に収まったので何とか抽選参加できそうです。
2016/7/11追記
LINEの抽選結果が発表されました。
900株申し込んだものの、落選でした…300万円を元手にIPOに次々申し込んでいますが、なかなか当選しません。今回のLINEの場合、途中で仮条件を引き上げたり、あまり積極的に購入したくなくなっていたので、落選でもまぁいいかなと思います。(負け惜しみ?)
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