昨年はハイテク株が好調だったこともあり、『レバナス』投資が流行しました。
皆さんの爆益報告を横目に見ながら、興味はあったのですが、逆張りが好きな私には高値すぎて手が出ませんでした。
また、投資信託の扱いしかなかったので、投資信託があまり好きでない私は購入する気も起きませんでした。(指値とかできないので、株式投資を趣味も兼ねている私には物足りない…)
ところが、今年の11月から、QQQに3倍レバレッジをかけたTQQQが、SBI証券でも取り扱いを開始したことにより、俄然興味が出てきました。
1. TQQQのデメリット
TQQQ(プロシェアーズ・ウルトラプロQQQ ナスダック100指数)は、ナスダック100指数の日次運用実績の3倍(300%)に連動する投資成果を目指すETFです。
経費率は0.98%と高いですが、レバレッジをかけたETFでは一般的のようです。
レバレッジをかけたETFは、たくさんのデメリットがあるので、金融庁も注意喚起するように初心者にはオススメできないものとなっています。
- ハイリスク・ハイリターン(大不況だと、99%下落もあり得る)
- 手数料が高い
- 長期投資では減衰する(ボックス相場に弱い)
- 上場廃止/早期償還等のリスク
一番気になるのは、長期投資で減衰するということ、ボックス相場だと、例えば、QQQがもとの株価に戻っても、TQQQはもとの株価より下回ってしまうことです。
減衰を打ち消すような、右肩上がりでナスダックが回復してくれれば良いのですが…
2. TQQQを購入した理由
デメリットを理解した上で今回購入した理由は、下記のような理由です。
- SBI証券でTQQQのETFを購入できるようになった(投資信託より指値できるETFが好き)
- リスクも高いが、リターンも高い
- 今年に入ってナスダックは大幅下落しており、今購入したら勝率が高そう?
- レバレッジをかけた取引にもかかわらず、損失は投資元本に限定される(CFDのように、株価の下落で価値がマイナスになり、強制ロスカットになったり、追証が発生したりしない)
- 面白そう
特に気に入っている点は、「レバレッジをかけた取引にもかかわらず、損失は投資元本に限定される」ことです。FXをやってきた身としては、レバレッジ=ロスカットや追証で借金を背負う恐怖なので、レバレッジをかけているのに、最大0円になるところまでしかリスクがないのは魅力的です。
本当は、TQQQの株価が一桁台になってから、たくさんの株数を購入して、一攫千金を狙いたかったのですが、今になってSBI証券が取扱いを開始したのは何かの縁だと思い、待ちきれずに購入してしまいました。
一桁台になったら買い増しできるように、余力は残しています。
3. TQQQ購入
TQQQの株価推移です。落ちるナイフというのは、まさにこのグラフ。
そして、落下中にダイビングキャッチ。
もっと下がりそうなグラフに見えますが、1株も買えなかったら後悔するような気もするので、とりあえず、50株を購入してみました。
仕組みを完全に理解しているとは言い難いTQQQですが、とりあえず、冒険枠としてハラハラドキドキするには良い買い物かと思っています。
今まで、GAFAMは高すぎて、アップルしか保有していませんでしたが、株価下落によりマイクロソフトやAmazonも購入しています。
こちらは、購入した後も右肩下がりですが、Amazonがない生活は考えられないので、いつかは反転してくれると信じたいと思います。
「配当金生活を目指して高配当投資」という趣旨から少しずつ投資方針がかけ離れている今日この頃です。
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