トラリピ 4年目の収入は、目標の40万円超えも大きな懸念点が…

配当金生活を目指すために、より高い利回りを目指すためにFXに手を出して5年が経過しています。

五年間では、スワップ投資で禁断のトルコリラに手を出してしまい、多額の損失を出して撤退をする大きな失敗を犯しました。

五年間に渡るFXで順調に稼ぎ続けているのは、マネースクエアのトラリピとアイネット証券のループイフダンの2つです。

トラリピは一年遅れて始めたので、まだ四年ですが安定した収入源になっています。

1. 2021年トラリピ収益

2021年のトラリピ収益は、437,116円となりました。

トラリピを開始してからの4年間で最高収益を記録できました!

過去最高収益だった理由は、下記2点です。

トラリピ 過去最高益の理由

①3通貨のトラリピが設定レンジ内でほぼフル稼動した
②投入資金を100万円増やして500万円とした
③トラリピ特有の決済トレールが活躍する場面が多かった

2. トラリピ 月別・通貨別収益

次に2021年 トラリピの月別・通貨別収益を見てみます。

月別にかなりバラつきがあるのが分かります。稼げている月は7~8万円とかなり稼げますが、収益の少なかった11月は1万円以下となってしまいました。

ある程度、月別の収益が読める配当金と異なり、FX自動発注は為替の動き次第であるため、なかなか安定した収入を稼ぐのは難しそうです。

3. 最新のトラリピ設定

現在、3つのトラリピを500万円の投入資金で稼働させています。

評価損益は2021年末時点のものですが、円安進行中につき、通常含み損が生じるのが常のトラリピにも関わらず、含み損を抱えているのは豪ドル/円のみとなっており、ドルやカナダドルは含み益という珍しい状況になっています。

1月時点で円安が進行しているため、カナダドル/円の買いポジションのトラリピは90.15円を超えた円安となっているため、2022/1/21現在でレンジから外れてしまっています。

まだ、ドル円もかなりギリギリの円安水準になっているので、これ以上の円安になってしまうと、レンジから外れてしまいそうです…

4. トラリピの懸念点

現在、マネースクエアのトラリピとアイネット証券のループイフダンの2種類を運用していますが、ループイフダンはスワップポイントが高いので、含み損を抱えたポジションを保有しても、プラススワップであれば、長い期間でスワップポイントを貰い続けて耐えることもできます。

一方、①トラリピは為替レートのレンジを指定できる、②決済トレールで為替の急騰時に利益を積み上げやすいというような特有のメリットがあります。

しかしながら、トラリピはスワップポイントが低いので、大量の含み損を抱えた場合、含み損をスワップポイントである程度取り戻すというのは難しいです。

そのため、買いポジションで多額の含み損を抱えないために円安水準では買いポジションが働かないような設定にしています。

円安が進行した現在、米ドル・カナダドルのトラリピがほぼレンジアウトしてしまっており、このまま円安が続くと機会損失が発生する状況になっています。

レンジアウトしてしまうと、トラリピの仕掛けが作動しないので、500万円の資金が眠ったままになってしまいますので、取りうる案を考えてみました。

レンジアウトの機会損失防ぐには?

①トラリピの為替レートレンジを円安方向変更する
(例えば、カナダドル70円~90円のレンジを、75円~95円に変更する)
②円安部分には、売りポジションのトラリピを仕掛ける
③他の通貨のトラリピを仕掛ける

①は円高が進行した時の含み損リスクが増加するので、あまり気乗りしません。

②はカナダドルの売りポジションだとマイナススワップが発生するので、心理的にやりたくありません。(統計的にはマイナススワップの影響は少ないから問題ないようですが、やはり保有しているだけでマイナススワップが発生するのは耐えられそうにありません。)

残るは③の他の通貨のトラリピを仕掛けるです。

例えば、NZD/JPYの買いポジション や、EUR/JPYの売りポジションのトラリピを仕掛けることが考えられます。

トラリピは為替レートが一定レンジ内を上下するという前提に賭けた取引、これ以上レンジを外れた円安傾向にならないことをまずは祈りたいと思います。

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