中国はカントリーリスクがあるので、個別株に投資するのは勇気がいります。
以前、チャイナモバイル ADRを米国市場で購入したら、NY市場で上場廃止になって、未だに売買も換金もできない塩漬け株になっています。
アリババが暴落するのを横目に見ながら、ジャンピングキャッチしたくなるのですが、さすがに中国個別銘柄の怖さは最近、恒大集団をはじめとするいろいろな出来事で思い知っているので、アリババを購入する勇気はありません。
1. 香港ハンセン指数に投資
これだけリスクが高まっている中国に投資する必要があるのか?
正直、ない気がします。
中国が共産主義化に進んでいるような今、資本主義の源のような、中国株式はリスクの高さが露見してきました。
恒大集団 の件を見てても、中国共産党は、海外債権者を助ける気はなさそうですし…
が、ここまで落ちてくると、中国市場に投資してみたくなったので、個別銘柄に投資する代わりに香港ハンセン指数のETR(02833)を購入することにしました。
アメリカ市場に上場されている中国ADR銘柄だと、アメリカ vs 中国の貿易戦争などで上場廃止されてしまうリスクがあるので、初の香港市場に挑戦です。
HKDで購入するというのが慣れませんが、仕方ありません…
2. 香港ハンセン指数 ETR 組入銘柄
ハンセン指数ETRの上位組入銘柄の第一位は、アリババグループです。
HSBCホールディングは、個別銘柄として保有してしまっているので(しかも大きな含み損)、リスクがダブっていますが…
3. ハンセン指数 株価推移
ハンセン指数ETRの株価推移を見てみると、24HKD~26HKD の間にレンジがあるようなので、その辺りで様子見買いをすることにしました。
実は、様子見買いとして7/27に既に100株を26.4 HKDで購入しています。(約38,000円分)
そこからさらに2 HKDぐらい下がってしまったので、今回は前回の2倍の200株をナンピン買いしました。(約 71,000円分)
このように合計 11万円を投入して、香港ハンセン指数ETR への投資を開始しました。
利回りは2.74%と決して高くありませんが、これからの伸びを期待して。
更に株価が下落したら、26 HKD → 24 HKD → 22 HKD → 20 HKD というように、もう少しナンピン買いを繰り返してみたいと思います。
中国はカントリーリスクがあるので、どこまで深入りしてよいのかは分からないのですが、あれだけの大国なのでチャレンジ銘柄のポートフォリオの一部として保有しておくのもよいのかなぁと思っています。
一年後?に呆然としながら、中国市場から全面撤退している可能性もありますが…
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