会社を体調不良で退職して5ヶ月が経過しました。
会社を辞めれば身体の負担も激減するので、飛躍的に病気が回復して元気になることを期待していましたが、コロナで引きこもりがちということもあり、だんだん廃人に近づいているような気すらします。
もう少し体調が回復したら、「交通量調査」や「食品工場のライン作業」など、単発でできるようなバイトにトライしたいという思いますが、コロナで外出が怖いこともあり、完全引きこもり生活をしています。
1. 2021年8月 配当金受け取り総額
今月から私がメインで使っているSBI証券で、My資産という新しい機能が使えるようになりました。今までは日本株と米国株でバラバラにしか見れなかったものが、一画面で見れるようになりました!
過去の履歴が2021年8月以降しか見れないので、推移などを見る面では当面不便ですが、こうやって一画面で配当金を見れるのはありがたいです!
一部外貨建てMMFも含みますが、2021年8月の配当合計は72,430円となりました。
一ヵ月に手取り7万円超の配当は、老後の年金に+αする金額としては大きいですが、配当だけでリタイア生活にはまだまだ不足しています。
不労所得を何とか増やす試みとして、上記配当金収入の他に、自動売買FXをおこなっています。
マネースクエアのトラリピとアイネット証券のループイフダンという自動売買FXの仕組みを使用して、為替相場の動きで毎月ある程度のFX利益を獲得しようと試みています。
2021年8月は、トラリピで約21,000円、ループイフダンで約14,000円の35,000円を自動FXで稼ぐことができたので、配当金とあわせて10万円程度の不労所得を稼げたことになります。
自動売買FXは、想定している為替のレンジを外れると、多額の含み損を抱えることになり、最悪の場合、ロスカットされるリスクもあるので、資産運用といえるものではありません。
退職してからは安全を期するために200万円を追加入金して、リーマンショック級の為替相場の下落がきてもロスカットされないぐらいの余裕をもった設定で運用しています。(合計 1,000万円の元本で運用)
そのため、通常は10%を超えると言われている自動売買FXですが、現在の設定では4~8%ぐらいになってしまいそうです。
年利 4~8%だったら、レバレッジかけてロスカットのリスクを背負ったFXじゃなくても、ARCC配当金でいいのでは… と悩みますが、今のところ資産運用のバリエーションとして自動FXも続けています。
2. 2021年8月 アメリカ株配当金 (銘柄別)
さて、次に銘柄別の8月の配当金を見ていきます。
昨年はコロナショックの2~3月では株式の買い増しを行いましたが、それ以降は株価が上がってきてなかなか個別銘柄を買い増しをできなかったため、配当金の増加は主に増配に頼るだけとなってしまっています。
| 銘柄 | 昨年配当 | 今年配当 |
T | AT&T | 74.78 | 74.72 |
GIS | ゼネラルミルズ | 28.19 | 29.33 |
PFF | 【ETF】米国優先株 | 57.63 | 53.12 |
AAPL | アップル | 13.59 | 14.57 |
ABBV | アッヴィ | 25.44 | 28.04 |
CL | コルゲートパルモリーブ | 6.34 | 6.49 |
PG | プロクター&ギャンブル | 22.72 | 25.02 |
BTI | BAT ADR | 54.58 | 58.21 |
SBUX | スターバックス | 17.71 | 19.41 |
NGG | ナショナルグリッド | 143.21 | 162.36 |
VOD | ボーダフォン | 62.12 | 62.38 |
| 米国株 配当金合計 | 506.31 | 533.65 |
今月は、NGG(ナショナルグリッド)というイギリスの電力株の増配が大きく貢献してくれました。NGGは1月と8月の年2回配当で、8月の配当が1月の配当の倍ぐらいというイレギュラーな配当株です。
NGGは一時期、国有化されるかもという懸念が飛び交い、株価を下げていましたが、現在はある程度懸念も払拭されたようで、株価も回復傾向にあります。
PFF優先株は、続く減配傾向で保有を続けるか悩むところですが、毎月配当という点で、なかなか手放せずにいます。株価は現在かなり高い水準なので、一旦売却して現金ポジションを厚くして、大幅下落した時にPFFかARCCを買い付けるというのがよい気もするのですが、そううまく下落したタイミングで購入できる自信もないので、持ち続けています。
AT&Tはワーナーメディアを切り離してディスカバリーと合併させて新会社を設立するとともに、今後の配当見通しが大幅減配になるようです。スピンオフ後は特定口座ではなく、一般口座になってしまい確定申告がややこしくなるので、スピンオフ前に売却するというのも一案ですが、現在含み損を抱えているため、なかなか実現損を受け入れることができず、売却を躊躇しています。
AT&T 減配後も配当金を維持するためにあるタイミングでVZを購入しようと53.8ドルで20株の指値を入れていますが、なかなかそこまでは株価が下がらず購入できていません。。
3. 2021年8月 日本株配当金 (銘柄別)
日本株の配当金は、6月と12月に集中しているため、8月の配当金は一件だけでした。
2020年はコロナ影響で天下のキヤノンといえども、残念ながら減配してしまいましたが、今年は早速少し増配してくれています。
銘柄 | 昨年配当 | 今年配当 |
キヤノン | 12,750 | 14,344 |
キヤノン株は400株保有しているので、結構影響が大きいので、早くコロナ前の水準にまで配当を戻して欲しいです。
アメリカ株への投資を始めてからというもの、簡単に減配し株価も上がりにくい日本株への魅力を感じなくなり、毎月投資は米国ETFへの投資がメインとなっています。
しかしながら、今回、サラリーマンを退職したことにより、次から配当所得を総合課税で確定申告しようと思っており、そうなると配当控除を使って節税できる日本株の魅力が増します。
為替リスクがない点も、老後にある程度安定した配当収入を得るという意味では魅力的です。(日本で配当が安定した会社を見つけるのは難しいという問題はありますが…)
4. リタイアに向けた最適な資産バランスを考えていきたい
サラリーマンを退職し、毎月安定した収入が入ってこなくなることにより、今までのようにアグレッシブな投資は難しくなってきています。
昨年、コロナ暴落の時には、まだ働いていたために、多額の含み損を抱えても、「1年ただ働きと思えばいいかかぁ…」「3年節約して貯金すればリカバリーできるかぁ…」というように、給料で補える安心感があったので、ナンピン買いをある程度することもできました。(途中から、勤務先の倒産が心配になってきましたが。。。)
今後、しばらく療養したのちに、フルタイム・パートタイムで再就職するのか、フリーランスで仕事するのか、それともそのままリタイア突入するのか、まだ方向性は決まっていませんが、この「安定収入がない」という不安感の中で投資するというのは、老後のいいシミュレーションになると思うので、資産バランスや投資方針を調整していきたいと思います。
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