裁量取引にセンスがないから全然稼げないけど、ある程度の余裕資金がある場合、アイネット証券のループイフダンのような自動発注機能がFXの一つの有力な手段となります。
設定できる項目がすくないので始めるのは簡単ですが、終了までのイメージを持ってから始めた方が安心です。
バージョンアップしてから、ループイフダンを停止してもポジションを持ち続けることが可能になりました。ループイフダン停止の操作は簡単、下記ループイフダン照会画面で「STOP」ボタンを押すだけです。
以前はループイフダンを停止させると、残ったポジションが全て強制決済されたので、含み損を抱えた段階での停止は避けた方がよく、買いポジションにおいては円安段階での停止が原則でした。
今回のバージョンアップにより、より機動的に停止機能が使えるようになったと思います。まだループイフダンを始めたばかりなので、停止機能は使っていませんが…
私が現時点で想定しているループイフダンの停止タイミングについてご紹介します。買いポジションを前提にしています。
1. 円安の天井が近い(例. 1ドル≧120円)
ループイフダンは外貨が下落した時にポジションを買い進め、円安が進むと利益が確定していくという、基本的に含み損ありきの仕組みになります。
円安の天井に近づいた場合、含み損もないし、かつ、この天井付近で外貨の買いポジションを保有すると円高に反転したら長い間含み損を抱える可能性があります。
ある一定以上の円安が進んだ場合、一旦買いポジションを停止する勇気も必要かと思います。
(例.1ドル≧120円)
停止した場合、決済オーダーはもとの値幅で残っているらしいので、これが決済されるのを待てば最後まで利益を追求できるし、円高に移行しそうなら多少の損失が出ても成行決済してもよいでしょう。
2. 最大ポジション数に達した
円高が進み、予め定めておいた最大ポジションに達した場合、ループイフダンのバージョンアップ後の機能では、一番含み損を抱えたポジションが損切りされます。
「資金に余裕があって損切りされなければ、勝てる」というのがループイフダンの魅力なので、資金にまだ余裕があれば、一旦最大ポジション数に達したループイフダンを停止して、損切りを防ぐのが有効かと思います。
私は最大ポジション数をかなり円高水準で設定しているので、この円高相場に買いポジションを持たないのは惜しいので、最大ポジション数に達したら一旦このループイフダンを停止し、値幅を狭くした新しいループイフダンを設定する予定です。
更に停止させたループイフダンの決済ですが、かなり円高水準で買った外貨については、通常の値幅での決済ではなく、1ドル100円とか少し欲張りたい気持ちもありますが、それはその時の資金の余裕度合いによるのでしょう。
基本的には円安水準ではかなり余裕を持ったFX取引とし、円高水準になった時に勝負をかけられるようにしたいと思っています。
「売りポジション」をうまく使えれば円安相場スタートでも稼げるのでしょうが、どうしてもスワップポイントの支払いには抵抗があるので、ユーロ以外は売りに挑戦できそうにありません。
以上のように、今のところ買いポジションの場合、極端な円高と円安でループイフダンの停止機能を使う想定で考えています。
一生懸命ループイフダンの終わり方を考えてみましたが、結局のところ、マネースクウェア・ジャパンのトラリピでは為替のレンジ設定(85円~120円)が予め行えるのに対し、ループイフダンではそのような設定が行えないので、自分が勝負したい為替のレンジ内で取引されるように、ループイフダンの停止機能を使うことになりそうです。
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